お客様の声/導入事例 インクリメントP株式会社 様
公開日 : 2011年10月25日
商品部 第三商品部 広報担当 門村多恵氏
・ 「地図の更新情報は会社にとって一番大事な財産」。
そのことに気付かされ、細かいアップデート情報も配信するように
・ BtoBからBtoCまで。
幅広い社内活動を漏らさずリリース配信することで、社内広報としても機能
デジタル地図を事業の軸に据え、「MapFan」のサービスも提供しているインクリメントP株式会社。商品部 第三商品部 広報担当の門村多恵氏の話によると、以前からブランディング目的で広報活動に取り組み、プレスリリース配信のサービスなども利用していました。そんな同社は、年間の広報予算見直しのタイミングで、リリース配信のサービスをPR TIMESに変更。費用が安くなったのに加えて、SEO効果が見込めるサイトや、反響の大きいサイトにも掲載されるようになったそうです。
さらに、配信するリリース本数も3~4倍に増えたというインクリメントPの取り組み。配信サービスを切り替えたことで、どんな変化があったのでしょうか。
■ サービス導入の背景
――広報活動に対して、会社からはどのような役割が期待されていましたか?
当社はデジタル地図の整備・提供をメイン事業としています。データの供給にとどまらず、「MapFan」のブランドで、PCや携帯電話、スマートフォン向け地図サービスも運営していますが、ビジネスとしてはカーナビ・PNDなどナビゲーション向けの事業が大きくなっています。ただナビゲーション事業は、営業担当者が顧客企業とどうやって関係を築くかという世界。広報には直接問い合わせを増やす役割よりも、会社・製品の知名度を上げることが求められていると理解しています。ニュースリリースを何本出したか、どれだけ媒体に取り上げられたかで評価されることになるのです。ニュースリリースを配信する時のために、以前からPR TIMESとは別のリリース配信サービスを導入していました。ほかにも名刺交換した編集者・ライターの方々のアドレスをリスト化して、メールで送付させていただいておりました。
■ 検討時の比較ポイント
――配信サービスをPR TIMESに乗り換えたのには、どんな理由があったのでしょうか?毎年、広報に関する予算について見直しを掛ける中で、PR TIMESに乗り換えることに決めました。毎月の費用が若干安くなりましたし、それ以上に配信できる媒体の質が良いところが決め手になりました。媒体数もPR TIMESの方が多少は多かったのですが、検索結果で上位に表示されるような新聞系のメディアや、読者からの反響が良いIT系のメディアが多かったんですね。
ビジネスとしてはBtoBが大きいですが、最終的にご利用いただく相手を考えるとMapFanのサービスはBtoC。エンドユーザーにまで情報を届けることを重視していましたので、媒体の質と数のところを重視したのです。
あと、以前使っていたサービスは、リリース情報をサイトに掲載するだけでした。それがPR TIMESは、編集者・ライターの方々にメール配信する機能も付いています。以前から送っていた方々以外にも連絡を取れるようになったのが良かったです。
■ 導入後の成果
――リリース配信数/媒体掲載数が広報活動の指針になると伺いましたが、導入以降で変化はありましたか?
リリースの配信数は3~4倍になりました。これまでニュースとして流すほどのバリューがないものは、当社会員向けのメールマガジンやTwitterで流すだけ。そこを変えたのです。PR TIMES導入も一つのきっかけになり「小さなニュースでも配信しよう」という意識を社内に広めました。全社に「とにかく何でも良いからニュースがあったら広報に持ってきて」とお願いしたのです。持ち込まれる情報の9割ほどを採用して、プレスリリースとは別のニュースリリースとして流しています。
PR TIMES経由でリリースを載せると、原文そのままですが、gooなどにも掲載されます。事業部にはそれが励みになるようです。広報としてはリリースの本数を増やせましたし、事業部にとってはモチベーション向上につながっているようですね。
――活動状況を共有できる社内広報としても機能している感じがします。
広報と事業部のコミュニケーションは特によくなりましたね。当社にはBtoC向けのサービスもあれば、BtoBでカーナビのアプリ開発、さらにはゲーム機のPSPで使う地図アプリ向けのデータも供給しています。全社の動きを広報で把握することで、営業ツールとして「提携発表時には当社からリリースを出します。少なくとも何媒体以上で載りますよ」という話をしてもらえるよう、働き掛けることもできるようになりました。
さらに、リリース配信した情報は、社内掲示板に掲載するようにしています。当社には岩手県盛岡市に地図センターがありまして、こちらにも多くの社員が働いています。そちらとも「このサービスが今日リリースされた」といった首都圏で起こっている事業活動を情報共有するようにしているのです。
――これまで流さなかったリリース情報の中で、意外と媒体からの評判が良かったものなどもありそうですね。
市場調査のため、一部のユーザー向けにアンケートを行っていまして、「カーナビの地図を更新したことはありますか?」といった質問をしたことがありました。「当社にとっては重要でも、普通の人はどうかな」と思っていたのですが、リリースしてみたら意外と好評でしたね。ほかには、地図データを整備している都合上、「大きな道路ができて、こことここがつながりました」といった情報が手に入ります。「大々的に出すような情報ではない」と以前は思っていましたが、エンドユーザーにとっては欲しい情報だと気付くようになりました。あるライターさんにも「地図というのは会社にとって一番大事な財産。それがアップデートされたニュースは、もっと流して良いんじゃないですか」と言われましたね。
■ 今後の展望
――使っていて感じるPR TIMESへの要望などはございますか?リリース配信後、どの媒体に掲載されたか知らせてくれるクリッピングのサービスがあります。重宝していますが、前日に配信したリリース以外に、過去1カ月以内で配信したリリースの掲載情報も含まれてしまいます。届いた掲載実績の一覧情報から精査して、前日のリリース情報だけをピックアップする必要がありますから、そこを改善してほしいですね。
ピックアップした掲載実績の情報については、その日のうちに社内で共有しています。そうしないと「広報に情報を伝えよう」という事業部のモチベーションが空回りしてしまいますから、欠かせないことなのです。
――今後の抱負について教えてください。
ソーシャルメディアをもっと活用していきたいです。東日本大震災の直後、2300円で提供していたiPhone向けアプリ「MapFan for iPhone」を災害支援として無料で期間限定提供しました。金曜日の夜遅くにリリースしたので、あまり情報が広がらないかな……と思っていましたが、その夜のうちにソーシャルメディアで爆発的に広まりました。Twitterでツイートされたページの中にはPR TIMESの掲載ページも含まれていましたね。
ソーシャルメディアの勢い、伝播の速さを関係者全員で実感しました。広報だけではなく、販促も含めてソーシャルメディアを上手く活用していくのが今後の課題です。
































