株式会社PR TIMES(以下、当社)と当社業務に従事する関係者(役員・社員・業務委託者等を含む。以下、当社
メンバー)は、当社のソーシャルメディア(*)公式アカウントの運営、および当社メンバーのソーシャルメディア参加に関して、「ソーシャルメディアポリシー」(以下、ポリシー)を定め、以下の心構え・前提知識を持って、参加姿勢を遵守します。
(*) SNS・ブログ・掲示板・動画共有サービス等を含むソーシャルメディアを指します。
当ポリシーは、当社保有の公式アカウント、当社メンバー保有の個人アカウントの全てに適用されます。
(1)当社はソーシャルメディア活用を推奨する基本姿勢をとっています。
企業によっては、リスク管理の観点から利用を厳しく制限するところも少なくありません。しかし、当社事業の発展はソーシャルメディア無くして語れません。注意点はしっかり把握したうえで、メンバーの活用を推奨することが、事業特性からも必要であると考え、このポリシーを定めることとしました。
PR TIMESが生活者から直接アクセスされるようになり、プレスリリースを見る行為が一般化しつつある上で、スマートフォンの普及とSNSの浸透は重要な転換点となりました。生活者が積極的に情報に接触する中で、PR TIMESが一つの情報源となり、シェアされることで広まってきた経緯があります。
(2)Webでもリアルでも基本行動指針は変わりません。
当社メンバーとしてValuesを重んじ、Valuesルールを遵守し、規律ある振る舞いを心掛けます。常に地続きであることを認識します。
一方的な発信に留まらず、実際には双方向の交流を行う場です。相手の方に関心を持ってリアクションする、コメントを返す、その交流を意識し、ネットワークを広げます。
(4)お客様の成功を願い、積極的な情報提供に努めます。お客様の意見に耳を傾け、自らを客観視し、真摯に受け止めます。
セルフブランディングを誤解して一方的に主張するのはPRではありません。社会の声に耳を傾けて、自らの存在を把握し、対話を重ねることが大切です。
(5)投稿内容は広く世界へ公開され、一度発した情報は完全に消し去ることはできないと認識します。
当社について語る時は公表済み情報(プレスリリースや決算説明資料で公開)を用います。もちろんお客様の未発表情報も厳守します。重要事実をシェアしてインサイダー取引を誘発する行為は法律で禁止されています。
(※インサイダー取引に関して https://www.jpx.co.jp/regulation/preventing/insider/index.html )
(7)誤った発信を行った場合は速やかにお詫びと訂正を行い、社内エスカレーションします。
(8)やらせ投稿・ステルスマーケティングはしません・させません。
実際には取引関係があるのに、無関係に讃えるように装うのは法令で禁止されています。お客様商品の感想を投稿する場合には関係性を明示します。
(※ステルスマーケティングに関する当社方針Q&A https://tayori.com/q/prt-stealth-marketing/ )
明記しようとしまいと、透明性の時代には隠せないと認識します。
プライバシーに配慮し、節度ある言動を心掛けます。
ふとしたつぶやきが攻撃・差別・侮辱をはらんでいないか、落ち着いて第三者視点から自己点検してから、投稿します。
(12)業務上知り得た個人情報に、面識や連絡なく、つながり申請は行いません。
個人情報の目的外利用は法令違反となる場合があります。
(13)当社内のつながり申請はメンバーが望む場合のみメンバー起点で行います。
役職者から承認圧力のある申請を避けるため、当社では役職者側からつながり申請は行いません。メンバー起点で申請すれば、役職者側が承認します。
(14)業務に活用するメンバーに機会を提供し、成果を評価します。
当社事業ドメインにおいてソーシャルメディア活用は重要であり、ビジネス機会が拓かれる為、そこで上げた成果は正当に評価します(当ポリシーの遵守を前提とします)。
(15)ビジネス活用を目的にまず始めたい場合は、ビジネスの場で実務連動しているツールにアンテナを張り、活用します。
会った方と名刺代わりに繋がり、最新ビジネス動向も伝わるFacebookは、連動するチャットのMessengerがビジネスチャットでよく使われることから、ビジネスシーンで頻出します。逆にFacebookアカウントが無いとアサインできない仕事や繋げられない人がいます。PR TIMES発信内容をポジティブにシェアする方も多く目にします。(SNS事情は時代と共に移り変わる為、あくまで2024年3月時点での推奨です。)
「拡散希望」「シェアしてください」等のように相手に強要するのでなく、PRの思想に立ち返り、相手の視点から行動したくなる案内を考えます。
気負わず普段の自分、普段の言葉選びで投稿するのが、続けるコツです。別人格をつくろうとすると破綻します。 Webとリアルは同じ地平で繋がっています。
(18)困ったら上長へ相談し、判断に迷った時は広報(PR・IRチーム)へ早期に相談します。
「お客様に質問されて答え方が分からない」「絡まれて困っている」「炎上してしまった」「他の人の投稿を見て不安になった」等の場合、対処法を個別にお伝えします。
以上です。ポリシーを遵守して、ソーシャルメディアの特性に注意を払いながら、充分に活用しましょう。
当ポリシーは随時更新を前提とし、運用しながら改善・充実させていきます。
2024年3月21日 第一稿