PR TIMESのカルチャー
CULTURE 84
DATA:2026.03.04
こんにちは。第二営業部 オンボーディングチームの重富太壱です。2023年4月、新卒社員としてPR TIMESに入社し、カスタマーリレーションズ部へ配属、第二営業部オンボーディングチームへの異動を経て、現在は、お客様のご登録審査と初めてプレスリリースを配信されるお客様の伴走支援に取り組んでいます。
私がここでお話しするのは、所属部署の業務と並行して担当した社内横断の全社プロジェクトでの経験を通しての変化と覚悟についてです。
私は「やってみたい」で動き続けてきた人間でした。でも、4度目の全社プロジェクトで、それだけでは足りないと初めて思いました。
やってみたいことに一歩を踏み出せずにいる「だれか」、やってみたはいいけどうまくいかないなと感じている「だれか」に伝わり、背中を押せるきっかけになれば嬉しいです。
だれブロ ーまだ、話していないことー
私が「だれか」お伝えします。働く誰か、働こうとしている誰かに役立ってほしい。
そんな想いでPR TIMESのメンバーが紡ぐブログです。
PR TIMESで働く「私」の仕事とそのほかいろいろ。
うれしいとか、やる気がでるとか、やめようかなぁとか。
だれかの、働く今日の気持ちにつながりますように。

重富 太壱
PR TIMES事業ユニット 第二営業部 オンボーディングチーム
1年半の学生インターンを経て2023年にPR TIMESへ新卒入社。カスタマーリレーションズ部でお客様の登録審査とプレスリリース審査を担当。2025年9月に第二営業部オンボーディングチームの立ち上げメンバーとして異動し、初回配信のお客様に伴走サポートを行う。所属部署業務と並行しPR TIMESが主催するアワード「Public of The Year2025」等4つの全社プロジェクトを経験。2026年3月よりTayori事業部営業チームに異動。
新卒入社以来、私はカスタマーリレーションズ部でお客様のプレスリリース審査や登録審査、サポートデスクのメンバーとしてお客様サポートに従事してきました。PR TIMESでは、所属する部署を横断して立候補または推薦で、PR TIMESの事業価値を高める、様々な「全社プロジェクト」に参加できる制度があります。
私自身も、本業と並行して、オフィスを洗練させ行動者を後押しする環境へとアップデートするオフィスリファインプロジェクト担当として会議室の名前を決めたり、社員総会の事務局として事前施策や参加者管理を担当したり、広報担当向け学びと繋がりのコミュニティイベント「PR TIMESカレッジVol.9」でオンライン交流ツール導入を担当したりと、その時々で動機は違ってもやりたい気持ちを大切にこれまでもいろいろな全社プロジェクトに挑戦してきました。
本業では、PR TIMESの審査担当として、お客様にプレスリリースのコンテンツ基準や配信機会について話すことは多々ありますが、社会が求めていることや、メディアがニュースバリューと捉える行動や成果など、お客様に深い話を求められたときに浅い回答しかできなかった自覚があり、変わりたいと思っていました。
そんな時、全社プロジェクトの1つである「Public of The Year」のメンバー募集がありました。
Public of The Yearは、1人の行動が社会や人々に広がり、新たなつながりをつくった、その年を象徴する人とその行動を讃える、PR TIMESが立ち上げたアワードです。
まさに行動にスポットを当てるプロジェクト。自分を変える機会になるのではと思い「やってみたいです」と立候補をし、プロジェクトへの参加が決まりました。
Public of The Year2025の責任者は取締役の三島さんでした。三島さんは私が以前事務局を担当した社員総会の責任者も務めていたので、前回より成長した自分を三島さんに見てもらうんだと意気込んでいました。
しかし、そんな私の先走るような行動がチームや協力者の皆さまに迷惑をかけることが多く、
三島さんからたくさんのフィードバックをいただきました。
全社に対して、プロジェクトへの協力依頼をアナウンスした際にいただいたフィードバック
当社では、ルールの1つとしてフィードバックを受け取り、次のコミットメントや行動変化の糧にすることを大切にしています。
フィードバックを受け取り、次のコミットメントや行動変化の糧にする。
成長する人は、失敗から多くの気付きを得て、指摘から深い真意を読み解いて、多くを学んでいる。フィードバックを有難く受け止め、そこからどれだけたくさん学べるか、自分と勝負する。
三島さんからいただくフィードバックはどれも的確で、いつもSlackで通知がくるたびにはっとさせられていました。一方で理解はしつつも、根本的には変われない自分がいました。
期日通りにタスクを完了させているし、タスクを細分化しながら確実にやることはやっているし…
と自分の正しさを正当化する理由に目を向けて変われない日々が続きました。
今振り返ると、「やっている」という安心感に逃げていたのだと思います。
Public of The Yearの運営と同時期に、私にも本気で変わろうと覚悟を決めた2つの出来事がありました。
1つ目は、学生インターン時代含め入社以来所属していたカスタマーリレーションズ部を含む複数のチームの組織再編です。顧客接点を担う機能統合のため、私は営業部の中に新たに構えるチームに所属することとなりました。
カスタマーリレーションズ部のチームメンバーと共に職能を高めていくことで、お客様に今まで以上に「良いおせっかい」をしていくこと、カスタマーリレーションズ部で社員総会でMVT(業務貢献度が最も高く、企業価値の向上に寄与したチームに贈られる賞)を取ることなど、これまで自分が目指してきたものの多くが、一気に行き先を失った感覚でした。
漕いでいた船が、なくなった。そんな感覚でした。そして私は、「自分はどこに向かいたいのか」がわからなくなりました。
2つ目は、私が参加していた、所属部署を横断して社内のメンバーとの絆を深めることを目的とした社内施策「リトリート」のチームメンバー3人が10月の社員総会に受賞者・受賞ノミネート者として登壇したことです。リトリートで各メンバーの苦楽の奮闘記を密に聞いてきました。なので3人の登壇は本当にうれしかったです。
「リトリート」の活動メンバーとお客様のサービスを体験している様子
その一方で、自分も同じように頑張っているけど何が差なんだろう。
スポットライトを浴びているメンバーの隣で、自分は部署が再編となり、やってみたいと手をあげたPublic of The Yearのプロジェクトも中途半端に目の前のタスクをこなすだけ、このままだと何も残らないままいろんなことが終わっていきそうという怖さを感じました。
実際にこの時期の私はプロジェクトメンバーとしても停滞していました。
プロジェクト責任者の三島さんから、プロジェクトメンバーに向けて、10月発表のプレスリリースの執筆者を募る投げかけがあった時に、本来の私は「やります!」とすぐ手を挙げるタイプでしたが、「今の私は何も書けないし何も語れない、相応しくない」と感じたので書きますと言えませんでした。
その次の機会のプレスリリース発表のときには、担当として胸を張ってプレスリリースを書けるように、行動の過程で自己満足するのではなく、今年を象徴する受賞者の方に、ステージ上でご自身の行動の意義を発信いただき、次の誰かの行動を生むきっかけとなる機会にするという結果に責任を持とうと決めました。
決意をしたからといってすぐに何かが変わるわけではありません。それでも1日にしてならずでも諦めるわけにはいきませんでした。
フィードバックに食らいつき糧にするための毎日。
進捗が遅れていることを素直に認め、言い訳や正当化の理屈を並べる前に、この後どうするかを考えて相談する。
このように行動を変化させていきました。
受賞者発表のプレスリリース作成時、三島さんへプレスリリース発信が期日通りにできるように進め方の相談をする際のやり取り
今回のPublic of The Yearで、私にとって大きな転機となったのは、受賞者への登壇依頼の調整でした。
単に「お願いをする」のではなく、その方や周囲の皆さまがこれまで大切にしてきた活動や価値観を想像した上で、このイベントが持つ意味をどう伝えるかを徹底的に考えました。
事前にできる限り情報を調べ、ご提案ができる可能性のある窓口を探し、ご本人や周囲の方々が大切にしているものに万が一にも土足で踏み込まないよう、言葉の選び方や表現が失礼に当たらないか、何度も三島さんに確認を重ねました。
これは、これまでの「タスク完了報告」とはまったく違う仕事でした。相手の時間と信頼を預かる以上、タスクを完了させるのではなく、結果をつくる覚悟が求められる仕事でした。
この仕事をしていたころ、観光や初詣ではない目的で久しぶりに神社へ行きました。
やれることはやった。その上で神頼みしてでも形にしたいという気持ちでした。
最終的に受賞者の皆さまに、ご登壇をお引き受けいただけたとき、「うまくいった」というよりも、“やりきった”という感覚を初めて掴みました。
授賞式直前には、受賞者の方々に授賞式当日に会場で参加いただくための最終調整も重なりました。
受賞者の皆さま、イベント会社、ホテル、ご取材に来ていただけるテレビ局等の関係各所と連携しながら、どうすれば最善の形になるのかを考え続け、前日まで条件面を含めた確認と調整を重ねました。
その過程で意識していたのは、「自分がやりたいかどうか」ではなく、「この場にとって何が最善か」という軸でした。
タスクをこなすのではなく、結果をつくる側に立つこと。
今回の経験を通して、“やる”と決めたなら、最後まで責任を持つという姿勢を学びました。
結果として、PR TIMES主催イベントとして過去最大規模のテレビ取材・メディア掲載に繋がりました。
これは一人の力ではなく、イベントに関わる社内外の多くの方の覚悟と行動が積み重なった結果です。
この経験によって所属部署の実務面でも変化が生まれています。立ち上げを進めてきたオンボーディングチームでも、お客様へ提案のメールを送って満足するのではなく、お客様の大切な情報が、お客様の大切な方々の元に、世の中に公開されるところまで責任を持ち伴走する覚悟で挑んでいます。
オンボーディングチームでの通常業務の面でも、社会のための行動や、それをメディアがニュースにするポイントなどの解像度が上がり、日々のお客様への提案に活きています。
Public of The Year2025事務局メンバーで撮影した、授賞式当日の写真
これまでの私は、「やってみたい」という好奇心に背中を押されて動くことが多かったと思います。
その原動力はこれからも大切にします。
ただ今回学んだのは、やると決めたなら、その機会を消費で終わらせないこと。
物事を前に進めるところまで責任を持つこと。
うまくいくまで諦めないこと。
そして、今後は自分自身だけでなく、お客様や社内のメンバーの「やってみたい」を、
「やってよかった」に変えられる存在でありたいと思っています。
この姿勢は、部署や役割が変わっても変わりません。
3月からは、今の第二営業部オンボーディングチームから、カスタマーサポートツール「Tayori」を担う、Tayori事業部営業チームに異動することになりました。
これまでPR TIMES事業部のメンバーとしてお客様の成果発表の場であるプレスリリース配信に伴走してきましたが、今度はより事業の現場に入り込み、お客様の挑戦のプロセスから価値創出に関わる役割を担います。
華やかな成果の裏側には、日々の地道な顧客対応、試行錯誤、改善の積み重ねがあります。
私はカスタマーサポートの現場を知る一人として、その一つひとつの行動が事業の未来をつくると信じています。
Tayori事業部では、単に新しい業務に取り組むということではなく、「やってみたい」という挑戦が連鎖し、「やるからにはうまくいかせたい」という覚悟が伝搬していくような後押しをしていきます。