CULTURE 40

”Want”を叶える5つの行動。目的意識×目標宣言で成果を創る【PR TIMES インターン交流会×中井健太トークセッション】

DATA:2024.01.25

11月6日、インターン生同士が繋がりを作り、業務の中でより積極的に行動を起こす一つのきっかけとなることを目指し、2回目となるインターン生交流会を開催しました。同イベントはインターン生自身が企画・運営を行っています。

第2回のテーマは「What’s Your Want? ~成長の種を見つけよう~」

今回は営業本部(現、第二営業部)の中井健太が登壇し、学生時代の話から内定者インターンのエピソード、そして中井さんのWantに触れ、インターン生もWantを探す機会になったトークセッションの模様をお届けします。

中井:まずは経歴からお話したいと思います。2022年新卒としてPR TIMESに入社しました。学生時代は、バイトやサークル漬けの日々を過ごし、その後インターンを複数経験しています。PR TIMESでもカスタマーリレーションズ本部と人事本部で内定者インターンを経験しました。


PR TIMESの「ミッション」への理解を深めた内定者インターン時代

PR TIMESへの入社理由は2つあります。1つ目は「自分の覚悟と行動次第で挑戦できる環境があること」。2つ目は「『行動者発の情報が、人の心を揺さぶる時代へ』というミッションに共感した上で、行動が伴っている人が多いこと」です。これを魅力に感じるきっかけになったのは、長期インターンを経験したベンチャー企業では個人プレイが多く、メンバーの分裂を多く見てきたことです。みんなをまとめる指針の大切さを感じて、就活の軸にしたいと考えました。
PR TIMESは、選考中いろいろな社員の方と話す中で、どんな人でも1人1人が本当にミッションを大切にし、それに伴った行動していることを実感しました。とは言え、内定が決まったばかりの頃は、ミッションとは具体的に何なのかまだ分かっていなかったですし、実際働き始めるとつい業務内容ばかりに目がいってしまい、「ミッションの実現を目指し続けられなくなるのでは」という思いもあり、不安はゼロではありませんでした。

そこで入社後もずっとミッションを根底に持ち続けながら働けるよう、ミッションを手触り感があるぐらいに理解したいという思いから、内定者インターンを始めました。


内定者インターンとして取り組んだことは、「新入社員がミッションの解像度をあげられる研修プログラムの作成」です。なので、自分が計画した研修を自分で受けるという不思議な体験をしています(笑)。

当時学生だった僕は研修の制度やルールなどが全く分からないため、自身の1、2年前に新卒で入社された方々に、研修内容やその感想を聞いて回っていました。結果的に、当初から計画していた研修資料に加え、自身の振り返り資料、同期のメンバー分の研修中の行動ログシートを制作。振り返ってみると「ミッションを理解したい」というwantを、達成の可否がわかるように、自分のためだけにならないように、具体的かつ測定可能な目標にかみ砕いたことが大きかったと感じます。また、何よりミッションや各事業の役割など入社後も手触り感をもって意識できている場面も多いです。

   

さまざまな挑戦を経て、増えてきた自分の”Want”


入社後は決して順風満帆では無かったと思います。それでも、さまざまな機会で手を挙げ機会を掴もうと動き続けています。

中でも京都ゼミの責任者に立候補した時の経験は、大きな成長に繋がりました。
PR TIMESには、決めるべき人、つまり責任者を決め、意思決定は合議ではなく責任者が行うというルールがあります。京都ゼミの責任者として、自分が決断しなければならないシーンに直面し、大きな責任を担うことの苦しさも経験しました。

いくつもの壁を乗り越えて、この経験から学んだ事は「自分がどれだけ頑張ったのか、やり切ったのか」ではなく、「良いイベントだったか」という結果が大事であるという事。
失敗を恐れずに思い切って大きな目標を宣言することの大切さや、ひとりで頑張りすぎずに周囲に相談を重ねることの大切さ。そして「お客様のために」という目的に立ち返ることの大切さを痛感し、今の行動に活かしています。


こうした経験も経て、やりたいことが増えてきました。
まず1つ目は、「自分の貢献範囲を広げること」。例えば、自分の担当しているお客さまや、主催したイベントだけではなく、営業本部や会社全体のお客さまにも良い影響を与えたいと思っています。営業本部の中だと直近ではマネージャーや部長というポジションを目指していきたいです。

もう1つが、「April Dreamプロジェクト」の取り組みです。これは「4月1日を、ウソをつくエイプリルフールから叶えたい夢を語る「April Dream」にしよう」をモットーに、新たな発信文化を日本に根付かせることを目指し、PR TIMESが2020年より毎年行っているプロジェクトです。正直この取り組みをきっかけに利用者が急増するわけでもないですし、会社にとって短期間でメリットを感じられる取り組みではないと思うんです。ただ、PR TIMESはそういった文化づくりをすることに意味があると思っている会社です。僕としてもその意義に共感し、全社に貢献していきたいという思いで参加を決めました。

最後に、かなり先の未来の話になるのですが、「PR TIMESを超える事業」を作りたいと思っています。これは代表の山口さんもいつも仰っていることですし、その考えがJootoなどの他サービスに繋がっているんです。また入社理由の1つで、好きな会社の考え方に「競合はいない」という考えがあって。プレスリリース配信サービスは「PR TIMES」以外にもあるのですが、PR TIMESではミッション実現のために事業を作っているので、「“PR TIMESの”競合はいない」という考え方をしているんです。加えて、「PR(パブリック・リレーションズ)=大切な人たちとお互いに良い関係を育むコミュニケーションを起点としたあらゆるプロセス」という風に捉えているので、当社が定義している「PR」という市場で考えると、プレスリリース配信サービス以外にも可能性は本当にたくさんあると考えています。


   

まずは勇気を持って“want”を伝えて

中井:最後に改めての質問になりますが、皆さんはなぜPR TIMESでインターンをしようと思いましたか?インターンの先に何を得たいですか?そして、それはどうなったら「できた!」と言えますか?皆さんに伝えておきたいのは、その「できた!」の状態を少しでも具体的にしておくことです。それが決まると、その状態を達成するためにしたいこと、つまり大きな“want”が明確になり、さらに細かい目標やしたいこと、小さい“want”も沢山出てくるはず。そこまで決まると、後は実践に移すのみです。しかし、そもそもwantを言うこと自体かなり勇気がいると思います。「インターン生でも言っていいのかな」「馬鹿にされないかな」とか。でも言ってしまえば行動に移すしかなくなるので、とりあえず勇気を出して言ってみるのが大事です。

ここで僕なりに考えるwantを達成する方法や、捉え方を5つ紹介します。

1つ目、「大きなwantを目標にするために再度整理して言語化すること」
そのwantがどういう状態なのかをもう1回整理して、言語化をしてください。そうすると小さなwantや次の行動が自ずと決まってくるはずです。

2つ目、「『やりたい』と思ったことは口に出してみること」
色々やりたいことが出てきたら、できる、できないは一旦頭に置いて、口に出してみてください。口にしない限り周りの人は分からないですし、なかなか行動に移せないと思います。

3つ目、「一人で進めたり、整理したりする必要はまったくない」ということ。

皆さんもインターンの中で、「やりたいことはあるけど具体的にどう進めたら良いのか分からない…」なんてこともあると思います。そういった時はふわっとした状態でも良いので素直に伝えたり、相談したりしてみてください。

4つ目、「いずれ社会人になって経験することを前倒しでできる」という意識を持つこと。
相談や目標決めなど、社会人になると必ずすることなので、前倒しで経験できていると捉えると良いのかなと思います。正直失敗しても大ごとにはならないと思うので、会社としても失敗から何を学び、どう行動するかを大切にしています。例えば、将来働く会社の業務内容に近い業務に挑戦してみるという考え方もあると思いますし、インターンだからこそ経験できることに取り組むのも面白いと思います。

5つ目、1番大事なのは何故やりたいのかの動機、皆さんのwantです。
その思いだけはぶらさず、困った時や辛くなった時はその思いに立ち返られるようにしていてください。僕たちは皆さんからの起案は大歓迎なのでどんどんwantを言って、僕たちと一緒に実現してほしいなと思います。

執筆=藤井美帆(Qurumu)、構成=田代くるみ(Qurumu)