行動者たちの対談
CROSS TALK 14
DATA:2023.02.26
PR TIMESは、8月8・9日の2日間にわたり「PR TIMES HACKATHON 2022 Summer」を開催。
9回目の開催となる今回は、次年度に卒業予定の学生も対象とする初の試みで、2学年同時募集。20卒フロントエンドの鈴木雄大を筆頭に、8名のエンジニアが参画し、当日のメンターは21卒・22卒の5名が参加者の皆さんをサポートします。
この記事では、昨年度のPR TIMESハッカソンに参加し内定を獲得した2名のメンターがこのハッカソンにかける想いであったり、参加者にどんな時間を過ごしてもらいたいか、その意気込みをお届けします。
宮崎 雄也(みやざき ゆうや)
開発本部 開発チーム
22年4月、開発職として新卒入社。バックエンドエンジニア。内定者インターンのころからPR TIMESのAMPページの削除などを担当。内定直結ハッカソンで、岩元と同じチームで戦い、見事「チーム賞」を獲得。最優秀個人賞をW受賞。
岩元 陽(いわもと よう)
開発本部 開発チーム
22年4月、開発職として新卒入社。フロントエンドエンジニア。昨年のReact導入にあたり、バージョンアップなどを担当。中途採用にも関与している。内定直結ハッカソンで、宮崎と同じチームで戦い、見事「チーム賞」を獲得。最優秀個人賞をW受賞。
ハッカソンにおけるメンターの役割を教えてください。
岩元:プレスリリースにも記載のある通り、参加学生の質問に回答していくのはもちろんのこと、参加者への技術的なサポートが主な役割です。ただ、僕たち企画メンバーは、前日まではプレスリリース作成や説明会の開催、APIの準備など当日に向けての準備作業もしています。
今回、メンターに立候補した理由は?
宮崎:僕の場合、メンターがやりたいというよりは、「APIの書き換えがしたい!」という思いの方が強かったですね。昨年参加した際、APIに触れてみて疑問点がいくつかありました。今回のハッカソンでは、書き換えられる機会があったこと、そして当日のメンターに立候補したのは、参加した時のメンターの方々のサポートがあったおかげでうまく進んだこともあり、今の学生に貢献したいと思う気持ちが強かったからです。
岩元:僕は、昨年の内定承諾をした時点で「来年のハッカソンに参加したいです」と伝えていました。参加者としてすごくいい経験ができたハッカソンを、今度はPR TIMESのメンター社員として支えていきたいと思ったからです。
お二人が学生として参加していた時のメンター社員も、このハッカソン経験者だったんですよね。当時どんなサポートがありましたか?
宮崎:僕ら学生の意見を聞き、限られた時間の中で早々にAPIの開発をしてくれました。ハッカソンでメンターを担当する社員自身もハッカソンの2日間を経験しているからこそ、時間との勝負である点や、何に困るかがある程度分かります。こういう貢献の仕方は僕にもできるのかな、と思っています。
岩元:僕も同じですね。当時のメンター社員はやりたいことの実現を後押ししてくれた印象があります。学生の希望に寄り添い全力でフォローしてくださったので、そこは僕たちも同じように、今回のハッカソンに参加する学生の皆さんに還元できたらと思っています。
また、参加者はみな学生なので、いち社会人として世の中の多くの人に利用されているプロダクトを作っているエンジニア目線でフィードバックがもらえることや、技術面以外でもプロダクトに関してのアドバイスをいただけたのもありがたかったです。
個人開発と違い、チーム開発ならではの苦労は?
岩元:学生だと、チーム開発の経験がない人も多いと思っています。そんな中で、初対面のメンバーが集まり、アイデアをまとめ、タスクを管理してひとつのものを作り上げるというのは、思っていたよりも大変でした。ただ、開発を進めるための試行錯誤はとてもいい経験でしたし、たった2日かもしれませんが、チーム開発をハッカソンの中で体験できたのはよかったと思います。
宮崎:全員の意見が一致することって基本的にないと思っています。ただ、当時を振り返ると、各々が得意領域をもっていました。異なる強みを活かし合う姿勢で臨めば、アイデア出しでぶつかることもなく建設的な話し合いができて、チームとして前進できたと思います。
岩元:そうですよね。それから、最初に簡単なプロトタイプを作成して、チームで目指すゴールを共有していたので、スムーズに進んだというところもあるかもしれません。
二人が思うPR TIMES HACKATHONに参加する意義とは?
岩元:一般的にエンジニアの業務は、既に決まった仕様に基づいて開発することが多いのかなと思っていたんですが、PR TIMESのハッカソンでは、プロダクトを通して何を提供したいか、どのように提供するか、から自分たちで考えます。そうして作ったプロダクトをCTO含む現役エンジニアに見てもらい、フィードバックやアドバイスを頂ける機会はなかなかないですし、とても良い経験だと思います。
また、営業やサポートなどビジネスサイドの方々にも見てもらえるので、新しい視点も得られると思います。後は、なによりも、チーム開発が楽しい(笑)
宮崎:わかります。チーム開発、楽しい!(笑)同じ年代で、同等の技術レベルの同期がいるのは良いなと思いますし、また自分よりできる人がいるというのも刺激になりました。普段チーム開発している人でも、その場で集まった同世代のメンバーと一緒に2日間でプロダクトを開発しきるというのは違った面白さがあると思います。
岩元:このPR TIMES HACKATHONは、2日間の開発を総合的に評価するので、必ずしも技術力だけを見ているわけではありません。チームで一つの目標に向かう中で、思い通りにならないことも多くある中、仲間とどのように活路を見出すか。目標に向かう姿勢も評価しています。技術力に自信がないという方でも学びは大きく、きっと楽しめると思うので、ぜひチャレンジしていただきたいと思っています。
宮崎:技術面は、僕たちメンターが貢献していきたいですね!
前回から、運営は若手メンバーに任せているとのこと。来月のハッカソンへの期待を教えてください
山田:前回からは、ハッカソンから入社して頂いたメンバーもたくさん運営として関わっているので、これまで参加者目線で足りなかったところがどんどん改善されていくと思います。より多くの参加者に参加したことで次につながる何かが見つかったと感じてもらえるようにアップグレードしたハッカソンにしていきたいですね。
初回開催から大切にしてきたことを教えてください。
山田:PRTIMESのミッションである『行動者発の情報が、人の心を揺さぶる時代へ』の通り、学生にもこの場に参加して、行動者になってほしいと思っています。だからこそ、良い2日間を過ごしていただけるように私たちも全力を尽くしています。今年の運営も、この点は変わらないですね。
参加者には、この2日間をどのような時間にしてほしいですか?
山田:このハッカソンは、内定というひとつの目標があるので、そこに向かい頑張っていただくのはそうなのですが、何よりも自身の力を最大限発揮する時間にしていただきたいです。どの企業でも、入社したら1人ではなくチームで協力しながら開発していくことになります。この2日間という時間が、自分以外の人と関わることで自身の技術レベルの確認であったり刺激や学びの場となり、参加してよかったと思っていただければ嬉しいですね。