行動者たちの対談
CROSS TALK 13
DATA:2022.11.28
前編では、お二人の就職活動中のエピソードやPR TIMESに決めた理由、本配属後の心境について語っていただきました。後編では、これから挑戦したいことやPR TIMESで働くことの醍醐味を聞いていきます。
華輪 匠眞(はなわ たくま)
Jooto事業部
22年度新卒総合職。北海道出身で、同志社大学の政策学部を卒業。物心がついたときから高校卒業まで、甲子園を目指していた。大学では教育系のNPOで活動したり、スタートアップでのインターンに取り組む。今は、Jootoという新規SaaS事業の営業を担当。
中井 健太(なかい けんた)
地域営業本部
22年度新卒総合職。中学・高校とサッカー部に所属し、全国高校サッカー選手権大会を目指していた。神戸大学出身、就活時のサマーインターンでは1カ月程東京に住み込み、15社以上のインターンを実施。現在は、地域営業本部で、地域企業の皆様に向けPR TIMESの活用提案・広報支援を行っている。
「定まっていなくていい、一緒に考えよう」という姿勢に惹かれPR TIMESへ。
お二人が、今後挑戦したいことはどんなことでしょうか?
華輪:僕は、お客様の仕事の進め方やワークフローなどの細かい部分で、お客様の業務を前に進める伴走ができるようになりたいです。お客様の課題解決をしっかりイチプレイヤーとしてお手伝いできるようになり、結果的にJootoも使ってもらえるようになるのが理想です。
もう一つは、営業チームをもっと強くすること。Jooto事業部は営業チームとカスタマーリレーションズチームの2つに分かれています。営業チームは、もともと少数で、阿吽の呼吸でも業務に取り組むことができましたが、人数が増えてきた今だからこそ、きちんと今は無いルールを作るなど、チームとして結果を出すために整備しなければならないことや、挑戦できることも増えてきたと感じています。
僕個人の理想は、足し算ではなくて累乗で、できることを増やしていけるチーム。皆で新しいことに挑戦したり、チームの力で困難も乗り越えていきたいと思っています。
中井さんはどうですか?
中井:そうですね。僕の挑戦でいうと、首都圏に比べて情報が少ない地域の取り組みに、よりスポットライトが当たる環境を営業として作っていきたいです。広報や採用の面で課題を抱えている企業様も少なくない中で、PRという手段でどんなことができるのかをまず知ってもらいたいと思っています。
また、僕自身これまでは成功したい気持ちが強く、自分にベクトルが向いていたのですが、華輪さんの言葉にもあったように、チームのために自分の成功例や失敗例も共有して、ナレッジ化していく必要があると思っています。地域営業本部も、まだまだ小さなチームです。組織のミッションを作り、みんなで実践していく。そういったことにこれから挑戦できると思うと、ワクワクしますね。
入社から約半年、PR TIMESで働く醍醐味や難しさについてはいかがでしょうか?
中井:入社して1年にも満たない僕でも、チームビルディングそのものに関われるのは刺激的ですし、自分の行動次第で役割を広げていけるのも魅力だと思います。僕は、営業の仕事以外に「IT Week」のプロジェクトにも参加しています。手をあげれば年齢関係なく参加できるというのは、ありがたいですね。あとは、みんなが同じ方向を向いているのも大きいです。ミッションの実現に向けて一丸となって努力していけるところも、PR TIMESならではの醍醐味なんじゃないかなと思います。
注意点は、正直やろうと思えばいつまででもやれてしまうので、セルフコントロールも含めて、自分で考える能力を身につけないとな、と思います。
華輪さんはどうでしょうか?
華輪:僕もほとんど一緒ですね。僕なりに補足すると、やりたければ挑戦できる環境があるというのは、言葉だけを切り取ると楽しそう、自由がありそうに感じると思いますが、当たり前に結果を出すことや、当たり前にやり切ることが大前提。それを経て信頼を得ることができ、はじめて手を挙げることができる、というちゃんとシビアなところも醍醐味だと思っています。
難しさで言えば、担当する範囲が広くなったとき、頭の切り替えを瞬時にしていくのがかなり大変だなというのは感じていて、時間の使い方もさらに工夫しないといけない。たとえば、「営業の仕事とプロジェクトの合間の30分で提案書書かなきゃ!」のような感じ。やらなきゃいけない事はたくさんあるのに、瞬時に頭をパチパチっと切り替えるのはまだまだ難しいです。
それこそ、社内には子育てをしながら部長という役割を担っている人も多くいるので、相談したいですね。単純に、いつ仕事して、いつ休んでいるんだろう?って思います(笑)
ありがとうございます。最後に、就活に挑む学生に向けて、お二人からメッセージをお願いします。
華輪:「PR TIMESカルチャー」がしっかりある会社だと思うので、新卒でも中途でも、適応力が重要になってくるんじゃないかと思います。PR TIMESが目指す社会像やミッションの意義を、もう一段上の視点で理解しにいく努力だったり、絶えず自分自身を変化させていく必要はあると思います。
中井:僕はミッションの実現に向けて、同じ方向を向いて頑張れる人、そこが軸としてぶれない人が向いていると思います。ただの“仕事”として捉えて「成績がよければいい」「評価されたらOK」のようにベクトルが自分に向いてしまう人よりは、目標の先で叶えたい未来やありたい姿に向かって、みんなで協力し合える人が合う会社なんじゃないかな、と思っています。しんどい時も一人で抱え込まず、相談してみんなで進めていこうと思えて、同僚に対しても上司に対しても同じように接することができる人と一緒に働きたいですね。
華輪:そうですね。あともうひとつ付け加えるなら、自走できる人。そして自走することに面白味を感じられる人にはとても良い環境だと思います。入社後も明確な手ほどきがあるわけではありません。「1から100までやり方が決まっていて、その通り進めるのはちょっと嫌かも」という人の方が合うんじゃないかな。主体性を持って学んで、吸収して、「どうしたらできるか」と考えて。今のこの状況を変えていこうというマインドが大事だと思っています。
やっぱり、なんだかんだ、素直さが一番大切なんじゃないかなと思いますね。
中井:そうですよね。学生の頃ってどこの会社が自分に向いているのかとか、本当に合うのかってどこまでいってもわからないと思うんですよね。だから、最終的には覚悟の問題だと思って、覚悟を決めるために必要な材料を集めていけば、自分なりのベストを掴めるんじゃないかなと思います。
執筆=倉本亜里沙、構成=田代くるみ(Qurumu)
写真=川島彩水