PR TIMESのカルチャー
CULTURE 05
DATA:2019.05.16
PR TIMESでは半期に1度、社員総会を開催しています。その中でも、毎年4月に行われる通期の社員総会は、当社にとって最も大きなイベントです。
去る4月12日に開催した18年度通期社員総会は、様々な「アップデート」に挑戦した会となりました。例えば、社員総会の定義もその一つ。今後PR TIMESらしい文化が体現されるイベントへと育んでいくために、これまで感覚的に理解されていた社員総会の在り方について、次のように定めました。
1年間を通じて事業や組織に向き合い続ける行動者を讃え、会社の在り方を再認・体感、そして共有し、それが自らの仕事、チーム、組織に対する誇らしさとなって、新たな期の始まりに全員で行うKick Offの日。
もう一つの大きな変化として、2015年以降取り組んできた「MVP」に付け加えるかたちで、「最もコミットしたプロジェクト」を讃えるMCP(Most Commited Project)を新設しました。これは、通期で最も活躍した社員(Player)だけでなく、チーム単位の行動や成果も表彰したいという思いから、今回晴れてスタートを切ることになりました。本稿では、社員総会の様々なコンテンツの様子を振り返りながら、PR TIMESの雰囲気や私たちが大切にしたい思いなどをお届けします。
社員総会は1年間の締めくくりであり、新たな期の始まりでもあります。思い返せば、2018年度は、THE BRIDGE事業譲渡や、東証一部上場、当社初となる日経新聞の企業広告など、様々なビッグイベントが続いた年でした。業務を終えた社員が続々と会場に集う中、本会は、1年間のトピックスを振り返るオープニングムービーで幕を明けました。
このOPムービーを担当してくれたのは、営業戦略グループ・村田さんと、コミュニケーションプランニング本部・小林さんの2人。「そんなに時間もないけど、素敵な感じで!」という軽い(軽くない)無茶ブリにも関わらず、忙しい業務の合間を縫ってPassion溢れる最高のOPに仕上げてくれました。会場の至るところで顔を覗かせていたTHE PUBLIC SIXの “鹿たち” が動く演出も相まって、会場の熱気が高まった瞬間です。笑
会の司会進行は、部署横断の異色トリオ。これも社員総会というイベントならではのコラボレーションです。ゆるさときっちりの絶妙なバランスがとれた名トリオで、終始和気あいあいと務めてくれました。(直前まで綿密なイメトレと読み合わせをありがとうございました…!)
乾杯の挨拶は、常勤の社外監査役である向川壽人さん。向川さんは、月に1度の全社mtgにも参加され、様々なお話をしてくださる「PR TIMESのお父さん」のような存在です。乾杯の挨拶では、平成から令和へ時代の節目を迎えようとしている時世になぞらえ、温かいお言葉をいただきました。
「来月には新元号となり、まさに時代の変わり目を迎えます。振り返ってみると、これまでの業績目標達成は経営陣の指導と共に、みなさんの努力によるところが大きいでしょう。このようなひとときで英気を養って、また明日から新しい時代、新しい業績目標に向けて、そして皆さま自身も新しい自分と出会えるように、新たな一歩を踏み出す日々を、共に楽しんでいければと思います。」
向川さんが当社の監査役に就任された経緯や、当時そして今の想いについては、PR TIMESの社内ラジオでもお話されています。こちらも是非ご視聴ください。
乾杯に続いて最初のコンテンツは、19年度の新入社員にスポットライトを当てたクイズ「私はだ~れだ!」。新卒の5名が事前に回答してくれた様々なヒントを頼りに、誰の発言かを当てるクイズです。普段からどれくらい新卒メンバーのことを気にかけ、コミュニケーションを取っているかが、さりげなく問われるコンテンツです笑。
「今年一番のMyニュースは?」の質問には、「卒業旅行の宿泊先の建物が存在していなかった…」や「3年付き合った彼女と破局!?大号泣。」などエキセントリックな回答も。笑
会場には多数のスクリーンが配置されており、社員から役員、そして総会に参加していただいた社外パートナーの皆様まで、PR TIMESにジョインした新たなメンバーについて深く知ることのできる時間となりました。中には見事全問正解したチームも!
昨年秋に入社した星野さん、森さんに加え、4月に入社した尾形さん、河本さん、山下さん、これから一緒にPR TIMESを盛り上げていきましょう!改めてよろしくお願いします^^
そしていよいよ総会の大目玉・MVPピッチへ。司会は、取締役の三島さん。PR TIMESでは、事前の役員推薦によって選ばれたノミネート5名が総会の舞台でピッチを行い、互いに競い合います。ピッチの制限時間は3分。限られた時間の中で、自身の成果・行動について業績インパクトとvalue体現の両面からプレゼンする真剣勝負です。
そして、今回より新たに「推薦プレ制度」を導入しました。これは、ノミネート者が役員の中からピッチパートナーを一人指名し、自身の行動・成果における評価ポイントをピッチ内で語ってもらうというもの。評価者と被評価者、2つの視点が組み合わせられることで、このピッチから得られるものがそれぞれにとって大きくなるだろうという狙いがあります。
ほぼすべてのピッチで、推薦者にマイクが渡るのは制限時間残り僅かのタイミング。そんな中で、推薦役員が熱気を帯びて社員の頑張りをプレゼンする様子は、新鮮で、かつ迫力がありました。目に見えやすい数値的な成果だけでなく、チームビルディングやフォロワーシップ、そしてどんなときも腐らずに粘り続ける姿勢など、その人らしい努力のかたちを讃える言葉が印象的でした。
この時点で、すでに泣きそうになる社員も。
新たに創設したMCPでは、プロジェクトを代表して1名がピッチに立ちます。エントリーの条件は18年度内にキックオフもしくはカットオーバーした、複数名のチームで取り組むプロジェクトであること。
今回事前に募った複数エントリーのうち、一次審査を通過した3プロジェクトがピッチバトルの場に立ちました。まず初開催から1年を迎え、チャレンジングに取り組んだPR TIMESカレッジvol.4、そして前例の無い取り組みでありながら、多くの方の心に残った田中善一郎さんを偲ぶ会、最後にPR TIMES LIVEチームとして未経験の連続だったTech Crunchライブ配信です。それぞれプロジェクトの目標、困難や葛藤を乗り越えたプロセス、そして結果としてどのような成果を実現したかについて、三者三様に語られました。
当社では、所属部署や業務内容を問わず、すべての社員がフラットに起案し、幅広い業務を行うことを推奨しています。このMCPによって、プロジェクト間で様々な追体験が生まれ、新たなチャレンジの源泉となるよう、取り組みそのものを今後育てていきたいと思います。
一連のピッチバトルを終えると、総会の参加者全員でtayoriを通じて投票。それぞれのピッチ内容を思い出すのはなかなか大変…。それでもみんな真剣に回答します。(そして投票が集まり次第すぐに集計開始となるので、スタッフは今か今かと裏で待機しています。笑)
・・・
ここまでで総会の前半戦が終わり、しばし歓談の時間へ。本稿もすでにボリューム満点なので、ここで一度区切りましょう。それでは、続編もお楽しみに!
執筆/編集:名越里美 撮影:宮下雅史